第11話

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:39:03.37 ID:PTswOFkE0

第11話

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:41:05.23 ID:PTswOFkE0

鬱蒼とした背の高い草をかき分け、時には斧で刈り捌いてゆく。

草で肌を切らぬよう、気をつけながら。

いきなり草の根の死角から、魔物や動物が飛び出してくるかもしれない。

それにも注意を払う。

( ^ω^)

ブーンは今、マイラの村から西へ離れた、とある場所を目指している。

通称、「 雨の祠(ほこら) 」へ。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:44:27.44 ID:PTswOFkE0

マイラの村人に聞けば、ロトの勇者はそこに立ち寄ったらしい。

村人『なんでも、そこには変わり種の老人が住んでてね』

村人『ロトの勇者の一族の者を待ってる・・・いや、待ってたっていうやつなんだ』

村人『勇者さん、そこにも向かったみたいだよ』

( ^ω^)

ブーンは森の中を、雑然とした草の根をかき分け歩く。
草木の青々とした空気が匂い立つ。

この長い長い森を抜けると、その祠に着くはずだ。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:48:04.02 ID:PTswOFkE0

歩きながら、野草をとっては食み、しゃぶる。

草自体に味や栄養は求めない。
葉にたっぷりと取り付いた朝露が、ブーンの喉を潤すのだ。

道中で、水をきらしてしまった。喉が渇く。

この森のどこかに、川でもある事を希望する。
もしくは、蛇でもいれば、捕まえてその血を飲めるのだが。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:50:48.47 ID:PTswOFkE0

願い叶わず、森には水場は無かった。

だが、その森を抜けると――――――

( ^ω^)「・・・あれかお」

遠くに、見えた。

意匠の施された、社のような洞窟のようなもの。

あれがおそらく、雨の祠であろう。

ブーンの歩調が、足早になる。
早く、辿り着きたい。

そして、着いたら、開口一番にこう言おう。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:52:25.98 ID:PTswOFkE0

( ;^ω^)「 お水をいっぱい頂けますかお!! 」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:54:55.42 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「・・・・・・」

( ;^ω^)「・・・・・・」

爪゚ー゚)「・・・どうぞ」チャプ・・コト

( ;^ω^)「はっ!いただきますお!」

ブーンは、杯の水を、ごきゅごきゅと喉を鳴らして飲み干した。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:57:53.98 ID:PTswOFkE0

( ; ω )「・・・ぶはぁっっ!」

( ;^ω^)「・・・・・・お水をいっぱい頂けますかお!!」

爪゚ー゚)(ああ・・・いっぱいって一杯じゃなくて“いっぱい”なんだ・・・)

爪゚ー゚)「ほれ」チャプン

老人は再び、壁際の瓶から柄杓で水をすくいとり、
ブーンの前の杯に注ぐ。

それを汲み終わるや否や、すぐさま杯を掴み、齧りつくようにありつく。

冷たい水が、喉の渇きを癒す。

その水の冷たさに、少し喉がキリリとするが、それも心地よい。

老人に再三、水を要求し、それを飲み干す事で、
ようやくブーンは一息ついた。

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:00:20.40 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「助かりましたお。旅の途中で水を切らしてしまって・・・」

( ^ω^)「水が欲しくて仕方なかったんですお」

爪゚ー゚)「そうかい。それはよかった」

爪゚ー゚)「・・・で、ここに何の用だ?」

爪゚ー゚)「わざわざこんな人里離れた僻地に、危険を冒してまでも
来るからには、何か用事があるのだろう?」

爪゚ー゚)「大体の理由は察しがつくがな」

( ^ω^)「そうですお。それは・・・」

( ^ω^)「ロトの勇者について・・・聞きたい事がありますお」

爪゚ー゚)「ふむ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:03:35.70 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「実は、彼・・・ロトの勇者の後を追っていますお」

( ^ω^)「ここに立ち寄られたという話を耳にしまして・・・」

( ^ω^)「ぜひ、その時のお話を伺いたく、やってきましたお」

( ^ω^)「どうか、お話を聞かせてもらえませんでしょうか?」

爪゚ー゚)「・・・ロトの勇者の情報か」

爪゚ー゚)「すると君も、竜王討伐の遠征に出ているという訳か?」

( ^ω^)「そうですお」

爪゚ー゚)「そうか・・・」

見た目、年の割に端正で中世的な顔立ちの、
男か女かわからない老人は、話し始める。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:06:47.29 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「それには、まずわしが何者か、明かさねばなるまい」

爪゚ー゚)「わしの名前は、じぃ。まぁ名前など、どうでもよい」

爪゚ー゚)「時はさかのぼり、かの伝説のロトが、この世界に降り世界を救ったとき」

爪゚ー゚)「彼は、三人の賢者に、あるもの・・・あるいは知識を託した」

( ^ω^)(!)

爪゚ー゚)「その賢者達は、子孫代々に、それを受け継がせていった」

爪゚ー゚)「ロトの血脈の者がそれを取りにくるまで、な」

爪゚ー゚)「そして、わしはその賢者達の末裔の一人・・・という訳じゃ」

( ^ω^)「・・・なるほど」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:10:17.76 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)(以前、勇者ロトが祀られているという洞窟にいったとき)

( ^ω^)(賢者達の事が、石盤に書かれていたお)

( ^ω^)(その賢者の内のひとりが、この人かお)

ブーンは納得し、頷いて話を聞く。

杯の水を、チビチビと少しずつ飲みながら。

水が少なくなると、老人が足してくれた。

礼を言う。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:12:27.89 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「・・・数年前、ロトの勇者を名乗る男が現れた」

爪゚ー゚)「その男の出生を聞くなり、彼はロトの一族しか知リ得ぬ情報を持っていた」

爪゚ー゚)「だが彼は、ロトの血脈の証である、“ロトのしるし”を持ってはいなかった」

爪゚ー゚)「そして、わしは試した。彼が本当に勇者かどうか」

爪゚ー゚)「この世界に、“銀の竪琴”と呼ばれるものがある」

爪゚ー゚)「真の勇者なら、見事それを見つけて、わしのもとに持って来れるはずだとな」

( ^ω^)「おお」

( ^ω^)「・・・それで勇者は・・・」

爪゚ー゚)「もちろん持って来た。彼は、わしの難題を見事完遂した」

爪゚ー゚)「・・・これが、その証じゃ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:15:28.44 ID:PTswOFkE0

じぃは、ものものしく後ろに置いてある、それから、布をはぎ取った。

それは、見事な竪琴であった。

( ^ω^)「これが・・・銀の竪琴ですかお」

ブーンは、竪琴に触れようとする。

爪゚ー゚)「まちなさい!それにさわってはいかん」

じぃが、ブーンの動きを制止する。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:18:32.88 ID:PTswOFkE0

( ;^ω^)「お?」

爪゚ー゚)「その竪琴は一見きらびやかで、実に素晴らしい音色を奏でるが・・・
その実、深い魔力を帯びた魔具なのだ」

爪゚ー゚)「その音色は、魔力を放ち、魔物を呼び寄せる」

爪゚ー゚)「これは伝説の、さすらいの吟遊詩人ガライが所有していたものだ」

爪゚ー゚)「彼もまた、魔力を操るものの一人であったために、
その魔香が竪琴に染み付いたのだ」

爪゚ー゚)「うかつに触れると、魔物を引き寄せるぞ」

( ;^ω^)「そ、そうですかお・・・」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:21:12.87 ID:PTswOFkE0

ブーンはまじまじと竪琴を見つめる。

( ^ω^)

( ^ω^)「・・・それはつまり、呪いのようなものですかお?」

爪゚ー゚)「呪いとは、また少し質の違うものだ。まぁ似たようなものだがな」

( ^ω^)(・・・・・・)

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:22:42.29 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「・・・話を続けるぞ。そして、わしはその者をロトの勇者と認めた」

爪゚ー゚)「そして、先祖代々受け継いで来たもの――――――」

爪゚ー゚)「 “雨雲の杖”を、ロトの勇者に託したのだ」

( ^ω^)「雨雲の杖・・・」

爪゚ー゚)「・・・肩の荷が降りたようだったよ」

爪゚ー゚)「“三人の賢者達の重責”から、解放されたようだった」

爪゚ー゚)「これでもう、なにも思い残さず逝けるとな」

爪゚ー゚)「――――――しかし・・・」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:25:58.63 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「よく考えれば、それは終わりではなかったのだな」

爪゚ー゚)「ロトの勇者が竜王を倒してはじめて、その意味を成すものだ」

爪゚ー゚)「わしがそれに気づいたとき、ロトの勇者は既に――――――」

爪゚ー゚)「あの忌まわしき魔王に捕われてしまっておった」

爪゚ー゚)「・・・もはや、この世に救いは無いものか」

じぃは、自分の杯にも水を汲み、飲む。

悲しげに、杯を見つめる。

水面に映るその眼には、いくばくの光も無い。

これまで何度も見て来た、絶望に囚われた者の眼だ。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:28:16.51 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「・・・・・・」

爪゚ー゚)「じゃが、ときどきこうして、お主のような酔狂者が、
この老人を訪ねてくる。それと話をするのが・・・」

爪゚ー゚)「今のわしの唯一の楽しみかもしれん」

( ^ω^)「・・・酔狂・・・もしかして」

( ^ω^)「ブーン以外にも、同じ目的でここで訪ねる人が・・・?」

爪゚ー゚)「ああ。お主で、7人目になるかの」

やはり、自分と同じ事を考える人間がいた。

竜王のもとへ辿りつくために、ロトの勇者の、その後塵を掴もうとするのだ。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:30:27.69 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「だが・・・無駄だ」

爪゚ー゚)「ロトの勇者は・・・それはまさに、勇者といっていい剛の者であった」

爪゚ー゚)「あれで竜王の力に届かぬというなら・・・もはや」

爪゚ー゚)「人類に残された道は・・・服従し、蹂躙されるのみよ」

爪゚ー゚)「そしてお主も――――――」

じぃの口調が、どこか諭すようで、そして憐憫をも含んだ様なものになる。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:34:04.63 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「・・・」

( ^ω^)「・・・ご老人」

( ^ω^)「厳しい旅ですお。辛く長い道のりですお」

( ^ω^)「確かに、ブーンは死ぬかもしれませんお」

( ^ω^)「しかし自分は・・・」

( ^ω^)「死ぬ為に旅をするのではないのです」

( ^ω^)「この世界に平和を取り戻すために」

( ^ω^)「ブーン以外の人間も・・・そう」

――――――――――――――――――

( ゚∀゚)   (‘A`)

――――――――――――――――――

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:37:23.59 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「例え今の自分の力が、ロトの勇者に及ばないとしても・・・
竜王に及ばないとしても・・・」

( ^ω^)「いつかきっと、それを超えてみせますお」

爪゚ー゚)「・・・・・・」

爪゚ー゚)「君は、いい眼をしておるな」

爪゚ー゚)「モナーと同じ、確固たる決意を秘めておる」

( ^ω^)

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:39:08.83 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「・・・わしが、彼に渡したあれは」

爪゚ー゚)「あの竜王の島へ渡る方法を紡ぐ為のものだ」

爪゚ー゚)「彼は、その全てを集め、あの島へ辿り着いたのだろう」

爪゚ー゚)「それが具体的にどのような方法なのかは、わしも知らん」

爪゚ー゚)「ただ言える事は、その三人の賢者のうちの一人ならば、
その方法を知る者がいるであろう」

爪゚ー゚)「訪ねなさい。他の賢者のもとを」

( ^ω^)「わかりましたお」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:42:23.62 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「・・・そういえば、ロトの勇者は、どこでその竪琴を見つけたのですかお?」

爪゚ー゚)「うむ。あれは、ガライの村にあったものだ」

爪゚ー゚)「その創立者、ガライの墓――――――その地下は、一つの迷宮になっておる」

爪゚ー゚)「おそろしい魔物・・・悪鬼ひしめく迷宮の最奥に置いてあり・・・」

爪゚ー゚)「それを見事、獲得してきたのだ」

( ^ω^)「・・・なるほど!そういう事かお!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:44:42.34 ID:PTswOFkE0

以前、ガライの村へいたとき――――――村のはずれにある、その墓を見に行った。

大きな墓の下に通ずる道・・・

そこを降りると、扉がある。

それは、なにか微細な青白い光を放っていた。

( ^ω^)『お。これが・・・封印かお』

从 ゚∀从『そうさ。勇者さんが、封印していったんだ』

( ^ω^)『そうですかお・・・』

从 ゚∀从『なんでも、魔力によって封じてあるんだってさ。
・・・魔力が何なのかってのは、あたしゃあ、よく知らないけど』

从 ゚∀从『ここは危険だから、人が立ち寄れないようにした方がいいって』

( ^ω^)『へぇ・・・』

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:46:52.66 ID:PTswOFkE0

ロトの勇者は、あそこで竪琴を見つけた。

そして、もう用はなくなり危険だけが残るその場所を、封印したのだ。

だとすれば、もうガライに行く必要はないと言える。

勇者が宝具を回収した後なのだから。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:50:10.70 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「なるほど。いろいろ繋がりましたお」

( ^ω^)「ありがとうございますお!」

爪゚ー゚)「なに、礼はいらん」

爪゚ー゚)「わしこそ、世界の為に命をかけるお主に、礼を言わねばならんようだ」

爪゚ー゚)「頼むぞ、ブーン」

( ^ω^)「はいですお!」

爪゚ー゚)「・・・それと、これを持ってゆきなさい」

じぃは、十字の形をした、ロザリオの様なものをブーンに渡す。

十字の中心に、蒼く輝く小さな水晶がはめ込まれている。

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:52:43.80 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「・・・これは?」

爪゚ー゚)「魔法の鍵だ」

爪゚ー゚)「その水晶に、魔力が込められている」

爪゚ー゚)「これがあれば、ロトの勇者がガライの墓を封じたときのような、
魔力の結界を解く事ができる」

爪゚ー゚)「また、どこぞで彼が封印をした地もあるかもしれんしな」

爪゚ー゚)「これがあれば、困らんだろう。使い捨てのものだがね」

( ^ω^)「ありがとうございますお!」

爪゚ー゚)「うむ。そして・・・」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:55:13.34 ID:PTswOFkE0

爪゚ー゚)「次にモナーが向かったのは・・・東南の町」

爪゚ー゚)「 リムルダールじゃ 」

( ^ω^)「リムルダール・・・」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:58:12.79 ID:PTswOFkE0

ブーンは、支度を整え、発つ準備をする。

( ^ω^)「ありがとうございました。次の指針が見えましたお」

爪゚ー゚)「気をつけてな、くれぐれも」

爪゚ー゚)「・・・頑張りたまえ。じゃが・・・」

爪゚ー゚)「危険な旅になる。それを止めるという事も・・・
一つの選択肢としてある事を覚えておきなさい。いいね?」

( ^ω^)

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:00:55.46 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)「ご老人」

( ^ω^)「お水、美味しかったですお」

爪゚ー゚)

爪゚ー゚)「・・・はは」

爪゚ー゚)「そうだろう。井戸で冷たい、魔に汚染されない綺麗な水を引いているんだ」

爪゚ー゚)「・・・また、飲みに来なさい」

( ^ω^)「はい。必ず」

水筒に、水をたっぷりと貰う。
帰りは、節約して飲む事にしよう。

礼をいい、ブーンは祠を後にした。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:03:24.42 ID:PTswOFkE0

草の根をかき分けながら、ブーンは思う。

あの老人の心の渇きを癒す事ができるだろうか。

自分に激励を言葉をかけつつも、絶望に打ちひしがれたあの眼に。

希望の涙で潤いを与える事はできるだろうか。

( ^ω^)「・・・リムルダールかお」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:06:05.58 ID:PTswOFkE0

次の目的地は、リムルダール。

そこに辿り着くまでに、ブーンは長い道のりを経る事になる。

そしてその中で、おそろしい困難が待ち受けている事を、未だブーンは知らない。

( ^ω^)

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:09:45.68 ID:PTswOFkE0

いや・・・仮に知っていたとしても。

彼は、その歩みを止める訳にはいかないのだ。

そうとも。 止めてはならない。 止まってはいけない。

ただ前を見据え、その茨の道を一歩ずつ歩き続ける。

人々の願いと悲しみの欠片を拾い集めながら。

( ^ω^)

ブーンはただ・・・歩みゆく。 誓い果たす為に。

to be continue…!!

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:11:31.11 ID:PTswOFkE0

( ^ω^)ブーンの今のステータス

LV14

てつのおの
はがねのよろい
てつのたて

今回登場した敵:なし

 


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