第36話

253 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:05:42 ID:kFGJSfVs0

第36話

255 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:06:44 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)

仄暗い石造りの廊下を、足音を殺して静かに、警戒しながらゆっくりと歩く。

薄気味の悪い、冷たい空気の中に潜み体を撫でる、
ぬるりとして肌を濡らすような魔の気配は・・・

果たして自分を忌み嫌うものか――――――はたまた歓迎しているのか。

257 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:08:41 ID:kFGJSfVs0

ドクオは魔の島に辿りついてから、この竜王の城に侵入する事に成功した。

ゆく道で相対する魔物を、呪文の力で焼き払い続けながら。
それでも、身に溢れる魔力はまだまだ力強く充実している。

(‘A`)

首もとの脈動が、いつもよりも・・・強く。

常人なら発狂しかねないほど高密度に充満する魔力の中で、
嫌っていたこの感触が、今は何故か心地よくすら感じていた。

258 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:09:37 ID:kFGJSfVs0

何かが腐敗した様な、苔むしたような臭いが鼻について、
ここがおぞましき人外の巣窟である事を、はっきり認識させられる。

:(‘A`):

ドクオの体の周りを、消え行く蝋燭の火程の微光が包んでいる。

光の呪文、“レミーラ”。これで、視界は悪くない。

出来るだけ長く持続させたいのと、自分の霊力の気配を殺したい故に、
限界まで光を、か細く弱めている。

259 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:11:30 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)

ドクン

(‘A`)

ドクン

(‘A`)

ド ク ン

260 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:12:12 ID:kFGJSfVs0

首もとの疼(うず)きの理由は、きっと蔓延する瘴気にあてられたばかりではない。

因縁の根源へと――――――近づいている。

どこか懐かしさすら含むあの感覚の大元と、その距離を詰めて。

(‘A`)

(-A )(・・・・・・)

(-A )(ああ)

262 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:14:22 ID:kFGJSfVs0

近い。

もうすぐだ。

あの日からずっと。 何度も何度も夢見てきた。

自分の肉と、心に呪いを与えしものと相見える、この日を。

263 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:15:12 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)(・・・・・・)

螺旋状の階段があった。

それを、下る。

長い長い階段だった。

それは永遠にも感じるほどに。

一段一段降りるごとに、

あの感覚が強まる。

きっとこの先に、待ち構えているのだろう。

“奴”が。

265 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:16:56 ID:kFGJSfVs0

螺旋階段を降りきると、そこは広い広い空間だった。
竜を模した石像と、壁画の描かれた壁。

(‘A`)

大きな燭台がいくつかあった。そこにメラメラと炎が燃える。

(‘A`)

(‘A`)

(‘A`)

266 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:17:37 ID:kFGJSfVs0

ドクン

(;;;;;;;;;;)

ドクン

(‘A`)

ドクン

川;;;; -)

ドクン

川 ゚ -゚)

267 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:18:23 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)

川 ゚ -゚)

(‘A`)

川 ゚ -゚)

(‘A`)

川 ゚ -゚)

ビキッ――――――

268 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:19:34 ID:kFGJSfVs0

「ギギギギ・・・ぎひいいいいいい・・・・・・!!」

、.;((((・∀ ・)));.;, 「  ギギギギギギギャーーーーッハッハッハああああ!!!!  」

突如、石床を砕いて、巨人が現れる。

(・∀ ・)「きやがったなあああああああ命知らずの人間よォおおおお!!!」

(・∀ ・)「俺様はぁアアアア、四天王! “ストーンマン” マタ

川 ゚ -゚) 《    邪 魔 だ――――――    》 (‘A`)

巨体の石像が、二人の放つ強烈な爆熱によって破砕し飛散する。

270 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:21:34 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)

(‘A`)

魔力の衝突の拮抗が解け、はらはらと煙が舞い消えてゆく。

272 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:22:16 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「ふふ・・・」

(‘A`)「・・・・・・」

(‘A`)「・・・いいのか。今のは、お前等の仲間だろう」

川 ゚ -゚)「ふ・・・構わんさ」

川 ゚ -゚)「奴程度なら、私の力をもってすれば、
時間さえ懸ければいくらでも作り上げる事ができる」

川 ゚ -゚)「それに、“代わり”はもう来た事だしな・・・クックック・・・」

(‘A`)「・・・・・・?」

274 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:24:13 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)「・・・久しぶりだな」

(‘A`)「覚えているか。俺の事を」

川 ゚ -゚)「覚えているとも。ドクオ」

川 ゚ -゚)「数年前に滅ぼされた、ドムドーラ領を収めていた亡国の王子」

(‘A`)「!」

(‘A`)「覚えて、いるのか」

川 ゚ -゚)「ククク・・・」

川 ゚ -゚)「忘れた事など無かったさ」

川 ゚ -゚)「わたしとお前が、出会ったあの日からな――――――」

(‘A`)

275 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:25:19 ID:kFGJSfVs0

数年前のドクオの記憶――――――夜、宮殿。

277 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:26:12 ID:kFGJSfVs0

ワー…

ワー…
キャ…ー

ズズン

(-A-)

(ノA-)『・・・』

(‘A`)

278 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:27:10 ID:kFGJSfVs0

ドドォ…ン
ズン
ウワァー…!!

(‘A`)『・・・・・・』

目を覚ましたドクオは、広い部屋の窓を開けて、外を覗いた。
そこかしこに、赤火が舞い散る。

人々の悲鳴、嘆き。 小刻みの揺れ。 得体の知れぬ何かの慟哭。

279 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:28:40 ID:kFGJSfVs0

寝室の扉を勢い良く開け、入って来る者がいる。

( ’ t ’ )『ドクオ!!ドクオはいるか!?』

(‘A`)『はい、父上。ここに』

(‘A`)『父上。このさわぎは』

( ’ t ’ )『いいか、聞くのだ。ドクオよ・・・!』

( ’ t ’ )『たった今、この城は魔物の急襲を受けておる』

( ’ t ’ )『兵達も応戦してはいるが、敵の数は膨大・・・』

( ’ t ’ )『なんとか踏み堪えているが、時間の問題だ』

( ’ t ’ )『もうすでに、城内に侵入されつつある』

(‘A`)

280 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:29:42 ID:kFGJSfVs0

( ’ t ’ )『兵達は・・・人間の誇りをかけて、魔物の襲撃に挑んでおる』

( ’ t ’ )『私も、この国の統治者として・・・最後まで抗うつもりだ』

( ’ t ’ )『王として・・・死んでいった者のためにもな』

(‘A`)『・・・・・・』

( ’ t ’ )『だが、ドクオよ。お前だけは・・・』

( ’ t ’ )『お前だけは・・・生きてここから脱出するのだ』

(‘A`)『父上』

(‘A`)『私も、たたかいます』

( ’ t ’ )『ならぬ』

281 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:30:25 ID:kFGJSfVs0

( ’ t ’ )『お前が加わったところで、どのみち結果はみえておる』

( ’ t ’ )『魔物の戦力は・・・我々の兵力を圧倒的に上回っておる』

(‘A`)

( ’ t ’ )『お前がそういってくれるのは嬉しい。だが・・・』

( ’ t ’ )『誇り高き我が王家の血を・・・ここで絶やす訳にはいかんのだ』

( ’ t ’ )『解ってくれ。ドクオよ』

(‘A`)

282 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:32:01 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)『母上・・・・・・母上は?』

( ’ t ’ )

(‘A`)『母上は、どこに?』

( ’ t ’ )

( – t – )

( – t – )『・・・・・・』

( ’ t ’ )『息子よ。お前だけは。お前だけには』

( ’ t ’ )『この戦火に消ゆる事なく・・・生き延びて欲しい』

( ’ t ’ )『私達の大切な・・・ドクオよ』

(‘A`)

283 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:32:49 ID:kFGJSfVs0

i!(( ’ t ’ ))!i 『ッッ・・!?』 ザワッ

((‘A`))『!』

大きな窓のカーテンがふわりと揺れて――――――

何かが部屋に降りた。

(;’ t ’ )『く・・・・・・!?』

(‘A`)

285 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:34:43 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)

目を奪われた。

それは、冷たい冷たい――――――妖絶な空気を纏いながら。

髪は真っ白で、身に召すものも純白。肌も透き通るように色が抜けている。

およそ全てが白かった。

286 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:36:39 ID:kFGJSfVs0

( ’ t ’ )『魔の輩め・・・ここまできおったか』

( ’ t ’ )『だが――――息子の命だけは渡さん』

(  t  )『お前等に全てを奪わせはせんぞ・・・!』

(  t  )『妃の・・・』

(♯’ t ’ )『妻の仇だ!! 《ベギラ

:川 ゚ -゚):《――――――・・・・・・》ズオ

( ’ t ;. 、 『が――――・・・』シュバッ

(‘A`)

(‘A`)『父上』

287 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:37:29 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)

(‘A`)

川 ゚ -゚)

(‘A`)

川 ゚ -゚)『良い夜だな』

(‘A`)

288 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:42:04 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『今日は、満月だ』

窓から、一陣の風がふわりと抜ける。

川 ゚ -゚)『わたしは満月が好きなんだよ』

(‘A`)

恐怖を感じない。自分の中の、何かが狂ったのか。

289 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:43:11 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『幼いな』

(‘A`)

ただ、動けずにいた。

川 ゚ -゚)『だが、内に秘める魔力の格、本質は――――――』

川 ゚ -゚)『この今までに見たどの者よりも、芳醇で精良だ』

川 ゚ -゚)『おもしろい』

戦慄の極地にあり感覚が麻痺し、心を奪われているのか。

それとも、別の感覚か。わからない。

290 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:44:05 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『お前の、名は――――?』

目の前の、魔に。
吸込まれるような魔の香りに。

素直な気持ちで――――自然と答えた。

(‘A`)『・・・・・・ドクオ・・・』

川 ゚ -゚)『そうか。ドクオ』

女性が、ドクオの右肩を、撫でる。

腕が落ちた。

痛みは感じなかった。

ただ、魅入られていた。

291 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:45:35 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『ドクオ』

川 ゚ -゚)『いつか私を――――――殺しに来い』

(‘A`)

川 ゚ -゚)『復讐するのだ、ドクオよ』

川 ゚ -゚)『お前の腕を奪い、大切な者を奪った・・・』

川 ゚ -゚)『一族を根絶やしにした、憎き魔族に復讐するのだ』

292 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:46:35 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『またいつか会える日まで』

それは、自分のしている首飾りをそっと外した。

それを雪のように白く細い指に絡め、手を伸ばす。

ドクオの首に指と飾りが、ゆっくりと突き刺さる。

(‘A )『うぐ』

麻痺していたような感覚の体に、やっと苦痛と呼べるものが訪れる。

苦しい。

女性の指がズブズブと肉に食い込む。

黒い煙を噴出しながら。

293 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:49:45 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚) 『 お前に・・・私との “絆” を与える 』 ズズ…

(‘A`)『あ』

(‘A`)『あぐ』

(‘A`)『あああ』

川 ゚ -゚)『ふふ』

川 ゚ -゚)『約束だ。ドクオ。いつか成長し、私を殺しにこい』

川 ゚ -゚)『その誓いを忘れない為に・・・満月の夜は、空を閉ざさずに・・・
月光で煌々とお前を照らそうじゃないか』

痛い。痛い。熱い。父上。苦しい。母上――――――

294 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:50:33 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)『   ドクオ・・・  わたしを・・・――――――・・・・・・

295 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:51:25 ID:kFGJSfVs0

296 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:52:34 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「ククク・・・懐かしいな。そして驚愕だよ」

川 ゚ -゚)「あの時の子供が、まさかこれ程までに逞しく、精悍になり・・・」

川 ゚ -゚)「ここまで辿り着くとはな」

(‘A`)

川 ゚ -゚)「ドクオよ」

川 ゚ -゚)「私が憎いか。そうだろう」

(‘A`)

(‘A`)「憎い・・・」

川 ゚ -゚)「親を殺され、片落ちの不具になり・・・」

川 ゚ -゚)「目の前に、その仇がいるんだ」

(‘A`)

297 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:53:35 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)「・・・そうだ・・・俺は」

(‘A`)「一族の・・・仇を討つために」

川 ゚ -゚)「クク・・・」

(‘A`)

(‘A`)「い、いや」

(‘A`)「わからない・・・」

川 ゚ -゚)

298 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:54:56 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)「俺は・・・自分の“呪い”を解く為にここまでやってきた」

(‘A`)「その為に、お前に会う為に・・・」

川 ゚ -゚)

(‘A`)「今の今まで、自分でも理解が出来なかった」

(‘A`)「この感情が、一体なんなのか・・・」

(‘A`)「ただもう一度、お前に会いたい・・・」

(‘A`)「お前に再び会えば、この感覚がなんなのか・・・解ると思っていた」

(‘A`)「・・・・・・」

299 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:55:48 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)「憎くないのか。この私が」

(‘A`)「・・・・・・」

川 ゚ -゚)「会いたい・・・だと・・・」

(‘A`)

300 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:57:04 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「よもや貴様」

川 ゚ -゚)「肉親を殺し・・・何もかもを奪った相手に」

川 ゚ -゚)「恋情を抱いたとでも言うのか・・・」

(‘A`)「・・・れ・・・恋情・・・?」

(‘A`)「・・・・・・」

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)「フフフ・・・」

川 ゚ -゚)「くっくっ、くっ――――――」

301 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 22:58:36 ID:kFGJSfVs0

::川#゚ -゚)::  「        ふざけるな。        」 ズズズズ

三((((‘A`;)))「・・・くぉっ・・・!?」ビリッ

凄まじい魔力の放出は、風のように肌に吹き付けられ、よろめく。

絶大な威圧感の前に、ドクオは一歩退いた。

303 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:01:20 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「私はお前の仇だろう、ドクオ」

川 ゚ -゚)「何もかも奪い取ってやった筈だ!」

川 ゚ -゚)「それが何だ、お前は私が憎くないだと・・・?」

川 ゚ -゚)「腑抜けるのも大概にしろよ人間が」

(((‘A`;))「・・・・・・!!」ビリビリ

川 ゚ -゚)「それではつまらん・・・ お前が私に憎悪を抱き」

川 ゚ -゚)「全力をもって私を殺しにこねば――――――」

川#゚ -゚) 《  この積年の遊戯(ゲーム)は、何の興趣も持たぬではないか!  》 ゴオオッ!!

(((‘A`;)))《ぐうぅうっ!!ベギラマ!!》

304 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:02:47 ID:kFGJSfVs0

魔女の手から放たれる閃熱の放射を、自身の魔法で相殺せんと放つ。

魔女が放つは青い炎。
ドクオが放つは赤い炎。

二つの力が拮抗し、ギラギラとまばゆい光を放つ。

( A ;)「・・・・・・ぐぅ・・・!ああああ・・・!!」

だが、敵の激甚の放圧に押し切られ、そのまま壁際に、吹っ飛ばされる。

((( A;))))「がハァっ!!?」ドガァ!!

ドクオはおぼつかずに立ち上がる。

部屋の燭台の炎が魔力に触れたのか、火力を増して激しく猛り盛る。

306 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:04:24 ID:kFGJSfVs0

((‘A`;)「う・・・」フラ

(‘A`;)「ぐ・・・このベギラマの威力・・・俺が押し負けるとは・・・!」

川 ゚ -゚)「フ・・・」

川 ゚ -゚)「今のはベギラマではない」

川 ゚ -゚)「ギラだ」

(‘A`;)「な・・・!?」

(‘A`;)(ば・・・馬鹿な・・・格の違う呪文で・・・さらに力負けしたというのか・・・?!)

309 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:05:53 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「魔力を扱う者としての格の差が早くも見えたか。ククク」

川 ゚ -゚)「お前の中の全魔力を振り絞り向かって来るがいい」

川 ゚ -゚)「さァ――――――殺し合いを始めよう」

( A ;)

殺し合い。

311 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:07:44 ID:kFGJSfVs0

そうだ。俺は今から、こいつと殺し合いをする。

そんなもの、とうに理解していた事だ。

その為に、ここまでやってきた。

様々な苦境を乗り越えて。

だが、心が揺らいだ。

なぜだろう。

どうしてだろう。

わからない。

まるで今初めて聞かされたかのように、自分の心臓が揺れた。

それに呼応するように、首もとの脈動も激しくなる――――――

314 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:08:38 ID:kFGJSfVs0

川 ゚ -゚)「さぁドクオ――――――約束の時間だ」

長い髪をかきあげて、言う。

数年前のあの時と――――――変わらない美貌で。

その全身が、宙に浮いた。

316 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:10:04 ID:kFGJSfVs0

まるで、幼(おさ)な子をあやすように。

川 ゚ -゚)「おいで、ドクオ。遊んであげる」

川 ゚ -゚)「私を、楽しませてくれよ――――――」

( A ;)

周囲の空気が急激に冷えてゆく。

何もかもを凍らせるかのように。

それは対峙するドクオの、身も心も。

to be continued…!!

318 名前:名も無きAAのようです:2012/02/07(火) 23:11:31 ID:kFGJSfVs0

(‘A`)ドクオの今のステータス

LV24

こんぼう
くろのろーぶ
しのくびかざり

今回登場した敵:なし

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。